今からでも大丈夫電気工事士試験

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蛍光灯回路

解 答

まず蛍光灯が点灯するまでを順番に見ていきましょう。
 電源スイッチを入れると、点灯管(グローランプ)内で放電し発熱します。

 この熱により可動電極であるバイメタル電極の先端が延び固定電極に接触します

 このとき放電は停止します
 グローランプ内でバイメタル電極と固定電極が接触すると蛍光ランプの両端のフィラメントが熱せられ放電しやすい状態になります。
 グローランプ内のバイメタルが冷え可動電極が固定電極から離れた瞬間に、安定器より発生した高電圧(キック電圧)が蛍光ランプに加わり蛍光ランプ内で放電が始まります。
 一度蛍光ランプ内に放電が始まると「電子の道」ができ、後は安定した放電が続きます。
以上の順番で蛍光灯は点灯します、ここで問題の回路の違いですが安定器の位置が違います、これは蛍光ランプと直列に接続されていなければなりません。

 問題の中では、安定器と蛍光ランプが直列に接続されているのはニ.の回路になります。一見ハ.の回路も直列に接続されているように見えますが、放電が始まり蛍光ランプ内に電子の道が出来ると、電気は蛍光ランプ内を通るようになるので、ハ.の回路では安定器と蛍光ランプは並列に接続されていることになります。

 また、グローランプとコンデンサは蛍光ランプと並列に接続します、ここでのコンデンサは回路図ではグローランプと別になっていますが、実際にはグローランプ内にいっしょに入っています、そしてこのコンデンサの役割はグローランプ内で放電が始まったときの雑音防止用です。

 以上のことからもわかるように、グローランプは放電を始動するため、安定器は放電を安定させるためにあります。



1Point

 バイメタルとは、膨張係数の異なる2枚の金属を張り合わせたものです。

 グローランプ内のバイメタルの場合、図1のように内側に膨張係数の大きい金属、外側に膨張係数の小さい金属を張り合わせています、バイメタルが熱せられていくと、内側の金属に方がよく延び、外側の金属はあまり延びないので図2のように外側に引っ張られるようにして延びていきます。
 冷えるとまたもとに戻っていきます、このバイメタルはサーモスタットなどの熱によるスイッチの中に入っています。


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