解 答

配線用遮断器には、単極1素子、2極1素子、2極2素子、3極2素子、3極3素子があります。

ここで極(P)は、電線をつなぐ所、又は差し込む所と考えていいと思います。

素子(E)は、スイッチみたいなものです、電流が流れすぎた時に自動的に切れるようになっているものです。

下の図は、配線用遮断器をわかりやすく書いたものです、実際にはもっと複雑なものもありますが、
ここでは各配線用遮断器の名称と用途がわかればいいと思います。


単極1素子
(1P1E)

各極を別々に保護する場合に使用します。
2極1素子
(2P1E)

主に単相100Vの回路で使用します。
2極2素子
(2P2E)

主に単相3線式100/200V回路の200V用として使用します。
3極2素子
(3P2E)

主に単相3線式100/200V回路の主開閉器として使用します。
3極3素子
(3P3E)

主に3相3線式回路で使用します。





では、問題を解いていきましょう。

電技解釈第171条(分岐回路の施設)によると開閉器及び配線用遮断器は各極に施設しなければいけません。

しかし、単相3線式回路の中性極は、取り付けてはいけないことになっています。

この問題の中で
イ.のルームエアコン(単相200[V])の分岐開閉器として2極1素子の配線用遮断器を使用していた。
というのは、間違いですねこの場合は2極2素子の配線用遮断器を使用しなければいけません。

また、ハ.の主開閉器の中性線にヒューズではなく、銅バーを使用していた。
というのは間違いのような気もしますが単相3線式回路の中性線にはヒューズ及び開閉器は取り付けてはいけないことになっているので正しいです。

正解は、イ.ルームエアコン(単相200[V])の分岐開閉器として2極1素子の配線用遮断器を使用していた。





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