解 答

電動機の過負荷保護装置の施設は電技解釈第169条により次のように決められています。

屋内に施設する電動機(出力が0.2kW以下のものを除く)には、電動機が焼損するおそれがある過電流を生じた場合に自動的にこれを阻止し、又はこれを警報する装置を設けること。

ただし、次の各号のいずれかに該当する場合はこの限りではない。

  1. 電動機を運転中常時取扱者が監視できる位置に施設する場合

  2. 電動機の構造上又は電動機の負荷の性質上電動機の巻線に電動機を焼損する過電流が生ずるおそれがない場合

  3. 単相電動機であって、その電源側電路に施設する過電流遮断器の定格電流が15A(配線用遮断器にあっては、20A)以下の場合


では、問題を見ていきましょう。

イ.は、電動機を運転中常時取扱者が監視できる場合は省略できます

ロ.は、電源側電路に15Aの過電流遮断器が設置されている電路に単相電動機を施設しているので省略できます。

ハ.は、三相誘導電動機の定格出力が0.75[kW]ですね、この場合は、0.2[kW]よりも出力が大きいので省略できません。

ニ.は、電動機の性質上、過負荷となるおそれがないので省略できます。


正解は、ハ.三相誘導電動機の定格出力が0.75[kW]の場合





1Point

条文の三の単相電動機は家庭用の電動機(洗濯機や掃除機)などは、に該当します。

一般的に家庭用のものは、配線用遮断器が20A以下のものが取り付けられているので、洗濯機1台に過負荷保護装置を取り付けなくてもいいわけです。


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