解 答

接地工事は、電技解釈により次のように決められています。
電技解釈第19条【接地工事の種類】
接地工事の種類 接地抵抗値 抵 抗 値 の 緩 和 条 件
C種接地工事 10Ω以下 .
500Ω以下 低圧電路において、当該電路に地絡を生じた場合に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を設けるとき。
D種接地工事 100Ω以下 .
500Ω以下 低圧電路において、当該電路に地絡を生じた場合に0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を設けるとき。
                         表  1


第29条【機械器具の鉄台及び外箱の接地】
機 械 器 具 の 区 分 接 地 工 事
300V以下の低圧用のもの D種接地工事
300Vを超える低圧用のもの C種接地工事
                表  2



また、低圧電路の絶縁抵抗値は次のように決められています。  
省令第58条【低圧電路の絶縁性能】
電路の使用電圧の区分 絶縁抵抗値
300V以下 対地電圧150V以下 0.1MΩ以上
対地電圧150Vを超えるもの 0.2MΩ以上
300Vを超えるもの 0.4MΩ以上
                  表  3


ここで、問題を見ていくと、100Vの自動販売機を施設するので表2を見ると、
D種接地工事を施すことになります。

また、地絡時に0.2秒で電路を遮断する装置を取り付けているので接地抵抗値は表1より500Ω以下になります。

絶縁抵抗値は、対地電圧100Vなので、表3より0.1MΩ以上になります。

よって、接地抵抗値500Ω以下、絶縁抵抗値0.1MΩ以上であれば測定値は良好ということになります。

解答群の中でこの条件を満たさないのは、ニ.の接地抵抗値600[Ω]、絶縁抵抗値1.0[MΩ]ですね。



正解は、
ニ.接地抵抗値600[Ω]、絶縁抵抗値1.0[MΩ]






1Point

ここで、よく覚えておいてほしいのは、接地工事は機械機器などの漏電電流を大地に逃がすために施設するので

接地抵抗値は小さければ小さい方がいい
のです。

だから接地抵抗値は●Ω以下と表します。


逆に絶縁抵抗値は大きければ大きいほど安全なので●MΩ以上と表します。

以下と以上を間違えないように注意しましょう。

また、ここでMΩはメガオームと読みます。
MΩのMは、メガといい10の6条を表します。

だから、0.1MΩは600000Ωと表すこともできますが、一般的に絶縁抵抗値は値が大きいのでメガオームで表します。


今からでも大丈夫電気工事士試験のホームページへ

めざせ第2種電気工事士のホームページへ

わからないこと質問等ありましたらこちらまでお送りください
hm@denki21.com
【生涯学習のユーキャン】第二種電気工事士合格指導講座
電線や配線器具がセットで技能試験対策も万全!