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平成10年度午後一般問題の解答 
問題 7 【 低圧屋内配線の許容電流 】

解 答 ハ.22


解説

絶縁電線の許容電流は、電技解釈第172条により表1のように決められています。

      表 1 絶縁電線の許容電流(周囲温度30℃以下)
 

導      体 許 容 電 流 [A]
種  類 太   さ 銅  線 アルミ線
単   線
(直径[mm])
1.6以上2.0未満 27 21
2.0以上2.6未満 35 27
2.6以上  3.2未満 48 37
3.2以上  4.0未満 62 48
よ り 線
(断面積[mu])
5.5以上  8未満 49 38
  8以上  14未満 61 48
 14以上  22未満 88 69
 22以上  30未満 115 90
 30以上  38未満 139 108



しかしこの値は、がいし引き工事の場合の値で、電線管などに収める場合は電流減少係数を電線の本数によって次の表2のように決められています。

 これは、がいし引き工事に比べて熱が放散しにくくなるため電線の許容電流の何パーセントまでしか電流を流してはいけないということです。


       表2 電流減少係数(周囲温度30℃以下)

同一管内の電線数 電流減少係数
3本以下

4本

5本または6本

7本以上15本以下

16本以上40本以下

41本以上60本以下

61本以上
0.70

0.63

0.56

0.49

0.43

0.39

0.34



表2を見ると電線2本を同一管内に収めて使用する場合の電流減少係数は0.63です。

600Vビニル絶縁電線4本を金属管内に収めて施行する場合の許容電流は、2.0[mm]の電線の許容電流35[A]に電流減少係数0.63を掛けたものになります。

電線の許容電流35[A]×電流減少係数0.63=22.05[A]

となります。

正解は、ハ.22

1Point
 許容電流の問題はよく出題されているので、上の許容電流の表と電流減少係数の表は覚えておきましょう。
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