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平成10年度午後一般問題の解答
問題 18 【 合成樹脂管工事 】
解 答 イ.管が絶縁性なので管内で電線を接続した。
解説
合成樹脂管工事は電技解釈第177条(合成樹脂管工事)によって次のようにきめられています。
@合成樹脂管工事による低圧屋内配線は、次の各号により、かつ、重量物の圧力又は著しい
機械的衝撃を受けるおそれがないように施設すること。
A電線は、絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く。)であること。
B電線は、より線であること。ただし、短小な合成樹脂管に収めるもの又は直径3.2mm
(アルミ線にあっては、4mm)以下のものは、この限りではない。
C合成樹脂管内では、電線に接続点を設けないこと。
D端口及び内面は、電線の被服を損傷しないようななめらかなものであること。
E合成樹脂管の厚さは、2mm以上とすること。ただし、展開した場所又は点検できる隠蔽場所であって、
乾燥した場所に人が触れるおそれがないように施設する場合(低圧屋内配線の使用電圧が300V以下
の場合に限る。)は、この限りではない。
F管相互及び管とボックスとは、管のさし込み深さを管の外径の1.2倍(接着剤を使用する場合は、
0.8倍)以上とし、かつ、さし込み接続により堅ろうに接続すること。
G管の支持点間の距離は1.5m以下とし、かつ、その支持点は、管端、管とボックスとの接続点及び
管相互の接続点のそれぞれの近くの箇所に設けること。
H湿気の多い場所又は水気のある場所に施設する場合は、防湿装置を施すこと。
I低圧屋内配線の使用電圧が300V以下の場合において、合成樹脂管を金属製のボックスに接続して
使用するとき又は粉塵防爆型フレシブルフィッチングを使用するときは、ボックス又は粉塵防爆型
フレシブルフィッチングにD種接地工事を施すこと。
ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りではない。
イ.乾燥した場所に施設する場合。
ロ.屋内配線の使用電圧が直流300V又は交流対地電圧150V以下の場合において、人が容易に
触れるおそれがないように施設するとき。
J低圧屋内配線の使用電圧が300Vを超える場合において、合成樹脂管を金属製のボックスに
接続して使用するとき又は前項第一号ただし書に規定する粉塵防爆型フレシブルフィッチングを
使用するときは、ボックス又は粉塵防爆型フレシブルフィッチングにC種接地工事を施すこと。ただし、
人が触れるおそれがないように施設する場合は、D種接地工事によることができる。
KCD管は、直接コンクリートに埋め込んで施設する場合を除き、専用の不燃性又は自消性のある
難燃性の管又はダクトに収めて施設すること。
L合成樹脂製可とう電線管相互、CD管相互及び合成樹脂製可とう管とCD管とは、直接接続しないこと。
解答群の中で、ロ、ハ、ニはそれぞれ適切ですが、イの「管内で電線を接続した」というのは不適切です。
電線管内には、接続点を設けてはいけないことになっています、これは、結線間違いをしたときや接続ミスで発熱した場合などにすぐにわからないので、どの配管工事でも電線管内では接続点は設けてはいけないことになっています。
正解は、イ.管が絶縁性なので管内で電線を接続した。
1Point
合成樹脂管だけでなく全ての電線管内(金属管や可とう電線管など)で、電線を接続してはいけません。
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