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平成11年度午前一般問題の解答 
問題 11 【 分岐回路の回路数 】

解 答 ハ.5

解説

 この問題は床面積100[u]の住宅に分岐回路が何回路いるかということです。

 では何を基準に求めるのでしょうか、それが問題の中にある1[u]当たりの標準負荷です、これは
大体1[u]で40[VA]の電力を使うのではないかと想定したものです。

   

 これを基準に考えると1[u]で40[VA]で床面積が150[u]なので、この住宅で想定される負荷容量は

   

 となります、ここで問題の中にある、全体に加算するV・A数は1000[VA]とあるのは、1000

[VA]余裕をみるといううことです。一度住宅を建てるとあとから回路を増やすのは難しいので最初

から余裕を見ていたほうがいいのです。

 よって先ほど計算した想定される負荷容量に余裕分を合わせます。

   

 となり全体で7000[VA]をまかなえる回路数がいるということです。

   

 では1回路で何[VA]の負荷をまかなえるのでしょうか、問題より15[A]の分岐回路とするとある
ので15[A]に一般の住宅の電灯やコンセントは100[V]なので100[V]をかけます。

   

 分岐回路数は設備負荷容量を分岐回路容量で割ったものになります。

   

 ここでは4.7より多くないといけないので、四捨五入して5になります。

正解は、ハ.5

1Point
 電気工事をする場合一般住宅であれ店舗や事務所でも分岐回路の設計というのは大変重要なものになります。この分岐回路というのはどういうものかというと簡単にいうとブレーカーの数と考えていいと思います、あなたの家の分電盤を見てみてブレーカーが5個あれば、分岐回路の数は5回路になります。(一般的に分電盤を見ると一番左に少し大きなブレーカーが一つだけあります、それを除いた数が分岐回路の数になります)

 ここで1つ注意しておいてもらいたいことは、コンセントの数=分岐回路数ではないということです、ためしにご自分の家のブレーカーを1つ落としてみればわかります、一部屋全部のコンセントや照明が落ちることもあれば、コンセントだけかもしれません。 

 ではなぜ分岐回路の数が重要なのでしょう、それは分岐回路の数が少ないと1つの回路にかかる負担が大きくなるため火災の原因や頻繁にブレーカーが落ちて大変使いづらいものになるからです。

 こういったことを避けるために、家を建てるときなどに分岐回路の設計をちゃんとしないといけないのです。

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