平成15年電気工事士試験一般問題解答と解説
解 答
| 問1 | ハ | 問11 | ハ | 問21 | イ |
| 問2 | ハ | 問12 | イ | 問22 | ニ |
| 問3 | ニ | 問13 | ニ | 問23 | イ |
| 問4 | ニ | 問14 | ロ | 問24 | イ |
| 問5 | ハ | 問15 | イ | 問25 | ハ |
| 問6 | ロ | 問16 | ロ | 問26 | ニ |
| 問7 | イ | 問17 | ロ | 問27 | ロ |
| 問8 | ハ | 問18 | ハ | 問28 | ニ |
| 問9 | イ | 問19 | イ | 問29 | ロ |
| 問10 | ロ | 問20 | ニ | 問30 | ハ |
解 説
| 問1 | 電線の抵抗R[Ω]は、電線の抵抗率をρ[Ω・mu/m]、断面積をA[mu]、長さをl[m] とすると、次のようになります。 したがって、抵抗率ρは、 となり、問題の数値断面積2[mu]、長さ12[m]を代入すると となります、断面積8[mu]、長さ96[m]の電線の抵抗Rは となります。 正解は、0.2[Ω] ハ. |
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| 問2 | 問題のような、直流回路を解く場合、回路の右側から順に合成抵抗を求めていきます。 まずは、図1の赤い部分の合成抵抗を求めます。 ![]() 並列の合成抵抗は次の式で求められます すると図2のような回路になります。 ![]() そしてまた、赤い部分だけを計算します。 これで図3のように簡単な回路になりました、あとは電流を求めてから電圧Vabを求めます。 ![]() 電圧Vabは 正解は 8[V] ハ. |
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| 問3 | 交流回路のインピーダンスZ[Ω]は、抵抗をR[Ω]、リアクタンスをXL[Ω]とすると、 で求めることができます、よって となり、電流 I[A] は となり、抵抗8[Ω]に加わる電圧V[V]は 正解は 80[V] ニ. |
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| 問4 | 単相回路の電力Pは、電圧をV[V]、電流をI[A]、回路の力率をcosθとすると、 となるので、電流I[A]は 正解は 12.5[A] ニ. |
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| 問5 | このような問題の場合、断線していない状態でまず抵抗を求めます。 となり、抵抗は で求めることができます。 したがって、500[W]の抵抗R1は、 2[KW]の抵抗R2は、 となります。またXで断線すると図4のa−c間には200[V]の電圧がかかります ![]() したがって電流I[A]は 電圧Vabは 正解は 160[V] ハ. |
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| 問6 | △結線の電圧と電流は図5のようになります。![]() 線間電圧Vl=相電流Vp[V] 線間電流Il= まず相電流を求めます 電流計に流れる線電流は、相電流の 正解は 17.3[A] ロ. |
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| 問7 | 直径1.6[mm]の600Vビニル絶縁電線の許容電流は表1を見ると27[A]です。 おもな電線の許容電流
表 1 絶縁電線6本を金属管に挿入した場合の許容電流Iは、電流減少係数が0.56であるから、 となります、この値以下が答えになります、 正解は イ. |
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| 問8 | 各線に流れる電流は、図6のようになります。![]() 負荷が平衡して、中性線には電流が流れないので、電線路の損失Plは、両外線の損失だけになります。 電線路の損失は よって 電線路は2本なので 正解は 16[W] ハ. |
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| 問9 | 配線用遮断器の定格とコンセント大きさは表2のように決まっています。
まず配線用遮断器の定格とコンセントの大きさを調べ、次に電線の太さを調べます。 順番に見ていくと、イ.は20Aの配線用遮断器に20Aのコンセントを施設しています、電線の太さ も2.0mmなので適切です。 ロ.は20Aの配線用遮断器の分岐回路に30Aのコンセントは施設できません、ハ.は30Aの配線 用遮断器の分岐回路に15Aのコンセントは施設できない、ニ.は30Aの配線用遮断器の分岐回路に 30Aのコンセントは施設できますが、電線の最小太さが2.0mmでは施設できません。 よって正解は イ. |
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| 問10 | 問題の回路は、それぞれ図7のような回路にあらわすことができます。![]() 順に回路を見ていくと、イの回路はスイッチSが開いたときにパイロットランプが点灯しDLは消灯す るロの回路はパイロットランプとDLが同時点滅します、ハの回路はパイロットランプが常時点灯しま す。ニの回路は間違った回路です。 よって、正解は ロ. |
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| 問11 | 電技解釈第170条によると、 低圧屋内幹線は、損傷を受けるおそれがない場所に施設すること。 電線は、低圧屋内幹線の各部分ごとに、電気使用器具の定格電流の合計以上の許容電流のあるものであ ること。ただし、その低圧屋内幹線に接続する負荷のうち電動機などの起動電流が大きい電気機械器具 の定格電流の合計が他の電気使用機械器具の定格電流の合計より大きい場合は、他の電気使用機械器具 の定格電流の合計に次の値を加えた値以上の許容電流のある電線を使用すること。 電動機の定格電流の合計が50A以下の場合は、その定格電流の合計の1.25倍 電動機の定格電流の合計が50Aを超える場合は、その定格電流の合計の1.1倍 また、過電流遮断器は、低圧屋内幹線の許容電流以下の定格電流のものであること。ただし、低圧屋内 幹線に電動機が接続される場合は、その電動機の定格電流の合計の3倍に、他の電気使用器具の定格電 流の合計を加えた値以下のもの となっていますので、まず電動機の合計の定格電流を求めます。 電熱器の定格電流の合計は したがって 電動機の定格電流の合計が、電熱器の定格電流より大きく、50A以下なので 幹線の許容電流Iwは ![]() 幹線を保護する過電流遮断器の定格電流IBは となり、正解は ハ. |
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| 問12 | ネオン変圧器は、ネオンを点灯するために高電圧を発生する変圧器なので、組合せとして誤っています。 正解は イ.ネオン変圧器と高圧水銀灯 |
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| 問13 | 1灯の電灯を3箇所のいずれの場所からでも点灯できる回路は図8のような回路になり三路スイッチ2 個と4路スイッチ1個が必要になります。 ![]() 正解は、ニ.3路スイッチ2個と4路スイッチ1個 |
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| 問14 | 薄鋼電線管は、金切りのこで切断します、プリカナイフは二種金属製可とう電線管(プリカチューブ) を切断するものです。 正解は、 ロ.薄鋼電線管を切断する作業とプリカナイフ。 |
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| 問15 | 耐熱性に最も優れているのは、MIケーブルです。 MIケーブルは耐熱性に優れ、高温の場所の配線やロードヒーティングの発熱体として用いられます。 正解は、 イ.MIケーブル |
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| 問16 | 金属管工事のジョイントボックス内で電線を接続する時に使用するのは、差込形コネクタです。 インサートキャップは、フロアダクト工事でインサートスタッドにねじ込んで蓋ををするものです。 パイラックは、金属管を鉄骨に支持する場合に使用します。 カールプラグは、コンクリートに埋め込んで、木ねじでサドルなどを支持するのに使用します。 正解は、 ロ.差込形コネクタ |
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| 問17 | 電技解釈第29条によると、D種接地工事を省略できるのは次のような場合です。 1.使用電圧が直流300V又は交流電圧150V以下の機械器具を乾燥した場所に施設する場合。 2.低圧用の機械器具を乾燥した木製の床その他これに類する絶縁性の物の上でとり扱うように施設する 場合。 3.電気用品安全法の適用を受ける二重絶縁の構造の機械器具を施設する場合。 4.水気のある場所以外の場所に施設する低圧用の機械器具に電気を供給する電路に電気用品安全法の 適用を受ける漏電遮断器(定格感度電流15mA以下、動作時間0.1秒以下の電流動作形のものに限る) を施設する場合。 イの屋外は水気のある場所とみなされます。 ハのコンクリートの床の上は、絶縁性のものの上で取り扱うとみなされません。 ニの対地電圧が150Vを超える場合、4mを超える金属管の接地工事は省略できません。 正解は、 ロ.漏電遮断器(定格感度電流15[mA]、動作時間0.1[秒]の電流動作形)を施 設した電路で供給する乾燥した場所の三相200[V]電動機の鉄台。 |
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| 問18 | ワイヤラス張りの木造の造営物に金属製の配管が貫通する場合は、ワイヤラスを十分に切り開いて、耐 久性のある絶縁管に収めて施設します。 正解は、 ハ.ワイヤラスを十分に切り開き、2種金属製可とう電線管を合成樹脂管に収めて電 気的に絶縁し、施工した。 |
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| 問19 | 電技解釈第187条によるとケーブル工事による低圧屋内配線で、造営材の下面または側面に沿って取 り付ける場合、その支持点間の距離は2m以下にしなければならない。ただし、人が触れるおそれがな い場所において、垂直に取り付ける場合は、6m以下とすることができます。 また、屈曲して施設する場合のケーブルの内側の半径は、ケーブルの外径の6倍以上としなければなら ない。 臨時配線を除いて、600Vビニル絶縁ビニル外装ケーブルをコンクリートに直接埋設してはならない。 正解は、 イ.人の触れるおそれがない場所で、造営材の側面に沿って垂直に取り付け、その支 持点間の距離を6[m]とした。 |
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| 問20 | 電技解釈第12条によると、コード相互、キャブタイヤケーブル相互、ケーブル相互又はこれらのもの 相互を接続する場合は、コード接続器、接続箱などを使用することになっています。ただし、断面積8 mu以上のキャブタイヤケーブル相互を接続する場合は、直接接続することができます。 正解は、 ニ.断面積5.5[mu]のキャブタイヤケーブル相互を直接接続し、ろう付けした。 |
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| 問21 | 配線用遮断器でNの極性表示があるのは、過電流を検出する素子がないことを示します。Nの表示があ る極は、単相3線式の中性線(接地側)に接続します。 正解は、 イ. |
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| 問22 | 電技解釈162条によると、住宅の屋内電路の対地電圧は、150V以下とする。ただし、定格消費電 力が2kW以上の電気機械器具及びこれのみに電気を供給するための屋内配線を施設する場合には、対 地電圧は300V以下とすることができるが、次の条件があります。 1.使用電圧は、300V以下であること。 2.電気機械器具は、屋内配線と直接接続して施設すること。 3.電気機械器具に電気を供給する電路には、専用の開閉器又は過電流遮断器を施設すること。 正解は、 ニ.ルームエアコンは屋内配線とコンセントで接続する。 |
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| 問23 | 低圧電路における電線相互間の絶縁抵抗は、使用機器は取り外すが、点滅器等は「入」にして使用状態 で測定します。 正解は、 イ.使用電気機器を取り外し、点滅器等は「入」にしておく。 |
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| 問24 | クランプ形漏れ電流計で漏れ電流を測定する場合は、単相3線式回路のすべての配線をクランプに通す。 正解は、 イ. |
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| 問25 | 使用電圧が300Vを超える場合、絶縁抵抗値は0.4Ω以上でなければならない。 使用電圧が300Vを超える電気機械器具には、C種接地工事を施さなければならない、この場合の接 地抵抗地は10Ω以下である。地絡を生じた場合に、0.5秒以内に自動的に電路を遮断する装置を施 設した場合は500Ω以下にできます。 以下の表は、電圧と絶縁抵抗値、接地抵抗地の関係を表したものです、参考にしてください。 低圧電路の絶縁特性
機械器具の鉄台及び外箱の接地
接地工事の種類
正解は、 ハ.Ri 0.4 Re 10 |
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| 問26 | 正解は、ニ.計器の種類が可動鉄片形で、水平において用いる![]() |
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| 問27 | 一般用電気工作物は、低圧で受電するもので、小出力発電設備を同一構内に施設されているものも含ま れます。 高圧で受電する需要設備は、自家用電気工作物となります。 また、小出力発電設備とは、以下の表に示すものであり、イ.の出力25kWでは小出力発電設備には 該当しない 小出力発電設備
正解は、 ロ.低圧で受電する需要設備は、小出力発電設備を同一構内に施設しても、一般用電 気工作物となる |
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| 問28 | 電気工事士が電気工事の作業に従事する場合は、電気工事士免状を携帯していなければならない。 正解は、 ニ.電気工事士が電気工事士免状を紛失しないよう、これを営業所に保管したまま電 気工事の作業に従事した。 |
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| 問29 | 電気設備技術基準で定められている電圧区分は以下の表のとおりです。 電圧の種類
正解は、 ロ.低圧は600[V]以下、高圧は600[V]を超え7,000[V]以下 |
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| 問30 | JISマークは、日本工業規格です。 正解は、 ハ.輸入した特定電気用品には、JISマークを付さなければならない。 |
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筆記試験対策!!


