平成8年度午前

問題

 定格電流20[A]の電動機2台と定格電流30[A]の電動機1台に1つの低圧屋内幹線で電力を供給する場合、その幹線の太さを決める根拠となる電流の最小値[A]は。
 ただし、需要率は100[%]とする。


イ. 70   ロ. 77   ハ. 87.5   ニ. 210

解答

電技解釈第170条によると、

低圧屋内幹線は、損傷を受けるおそれがない場所に施設すること。

電線は、低圧屋内幹線の各部分ごとに、電気使用器具の定格電流の合計以上の許容電流のある

ものであること。ただし、その低圧屋内幹線に接続する負荷のうち電動機などの起動電流

が大きい電気機械器具の定格電流の合計が他の電気使用機械器具の定格電流の合計より

大きい場合は、他の電気使用機械器具の定格電流の合計に次の値を加えた値以上の許容

電流のある電線を使用すること


 
 
電動機の定格電流の合計が50A以下の場合は、その定格電流の合計の1.25倍

 
電動機の定格電流の合計が50Aを超える場合は、その定格電流の合計の1.1倍

図にまとめると次のようになります。



まず電動機の定格電流の合計を求めます。電動機の定格電流がそれぞれ、20[A]と8[A]なので
   
   定格電流の合計=20×2+30=70[A]

電動機の定格電流の合計が50[A]を超えているので、幹線の許容電流の最小値は定格電流の合計

の1.1倍になります。

   電流の最小値=70×1.1=77[A]


正解は ロ.77

今からでも大丈夫電気工事士試験のホームページへ